小児の近視抑制点眼治療
当院では小児期における近視の進行抑制を目的とした点眼治療をおこなっています
◆近視の進行を抑制することが大切な理由
子どもの近視は主に眼球が楕円形に伸びる(眼軸長が伸びる)ことでピント位置がずれて生じるケースが多くあります。近くを見ることが習慣化すると近視になりやすく、一度眼軸長が伸びると戻ることはありません。そのため眼軸長の伸びを抑えることが、近視の進行を抑制するために重要となります。
◆治療の対象の目安
- 5歳〜18歳の方
- 近視の方
- 定期的な通院が可能な方
◆リジュセアミニ点眼0.025%・マイオピン0.01%の特徴
- 低濃度(0.01%または0.025%)アトロピン点眼薬
- 毎日就寝前に両眼に1回点眼(リジュセアミニは1日1本使い切り、マイオピンは1ヶ月に1本使い切り)
- リジュセアミニは国内臨床試験で有効性・安全性が確認され、重篤な副作用の報告はありません
- 日中の光のまぶしさや手元の遠近調節機能にもほとんど影響しません
◆治療の流れ
1
治療前検査
治療の対象であるか検査をおこない確認します。
2
初回検査
検査・診察・治療内容の説明をおこない、点眼薬の使用を開始します。
3
1か月後
使用後の状況を確認し、異常がなければ治療を継続します。異常が認められた場合は治療を中止することがあります。
4
3か月後以降
以降は3か月ごとに定期検査をおこないます。
※治療は2年以上の継続が推奨されます。
◆治療にかかる費用(税込)
リジュセアミニ点眼0.025%選定療養
検査・診察費用は保険適応、点眼薬費用は自費扱い(保険適応外)。
初回 1ヶ月分 ¥5,500
2回目以降 3ヶ月分 ¥16,500
*別途、検査・診察費用がかかります。
マイオピン0.01%点眼自由診療
点眼薬+検査・診察費用込み
初回 1ヶ月分 ¥6,600
2回目以降 3ヶ月分 ¥14,300
*治療中にメガネ合わせ(処方箋作成)をする場合は別途1,500円がかかります。
◆注意点
- 本治療は近視の進行を抑制するものであり、近視が全く進行しないわけではありません。また、近視を治して視力を回復させるものではありません。
- 点眼開始後にまぶしさ、手元の見えにくさ、アレルギー症状(目のかゆみ・充血・皮膚の炎症)、動悸、その他気になる症状がありましたら、ただちに使用を中止し診察を受けてください。
- 日頃の生活スタイルも見直しましょう。(対策1:外に出て日光を浴びる/対策2:近くを見る作業は1時間に5〜10分休む/対策3:明るい環境・正しい姿勢で少なくとも30cm以上離す)
ご不明な点がございましたらお気軽にお尋ねください。